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8月31日(月)多摩プール(16)

  学校の夏休みは、横浜では 26 日までだったが、プールには子どもがたくさんいる。隣にいた女の子に「夏休み、いつまで?」と聞くと、「今日まで!」と答える。多摩プールは東京都なのだ。ついでに「宿題終わった?」などと余計なことを聞くと、「ま~だ~!」と元気よく行ってしまう。 プールが混雑しているためか、あるいは私の「介助」ではつまらないのか、「何となく気が乗らないなぁ……」と、徳見はいつもより 30 分ほど早めに出る。それでも1時近い。 プールの後は、待ってくれていたサキと食事である。今日は久しぶりにイタリアンの「オリーブの丘」へ。舌は肥えているけど胃袋のちっちゃいサキと、胃ガンで食が細い私と、牛乳のたっぷり入ったカプチーノなどを3~4ハイ飲んでハラのふくれた徳見と3人で、パスタやピザをつまみ、前菜だのガーリックトーストや生ハムだの、デザートのショコラケーキも食べて徳見、「こんなにいっぱい食って、 4200 円 !?  安いねぇ……」と言う。 逝く夏を 惜しみプールに 子らの声

8月30日(日)ニガウリ

  今年は、ゴーヤ(ニガウリ)があまり採れない。暑さのせいという人 もいるが、私のプランターは、キュウリと混植したためと、連作の影響があるかもしれない。  毎年春までに、プランターの土に、牛糞や鶏糞をまぜて、ほかのプランターの土と入れ替えたりしているのだが、何年も同じことを繰り返して、同じような作物を植えれば、結局は連作と同じことになってしまうだろう。 徳見はゴーヤが嫌いだ。収穫したゴーヤはほとんど人にやってしまう。採りそこなって、赤黄色くなったゴーヤは、割ると中に真っ赤な種があって、初めて見る人はびっくりする。「気持ち悪い!」という人もいる。真っ赤なものは、白くて苦いワタが熟して甘くなって、種を包んでいるのだ。こうして甘くなった種を、小鳥に食べてもらって、他の場所に運んでもらおうという戦術である。 私は、この甘い種をしゃぶって、来年蒔くのである。赤黄色のゴーヤは、幸い !? 誰ももらってくれないので、私が食う。苦みが少ないので、生でそのまま食う。もちろん、下味をつけて、火を通してもいいが、徳見はどうせ食べないので、生のほうが手間がかからない。 今日も、赤黄色いゴーヤを2個収穫して、種をしゃぶった。     ニガウリが甘いウリにと変身し 実りの秋は再生の 秋(とき)  

8月29日(土)泌尿器科通院

  朝からの弱い雨がやんだので、 11:00 過ぎ、ママチャリで、駅前の「山口泌尿器科」へ。 2021 に、前立腺肥大のため、膀胱に細菌が感染して、痛みに耐えかねて通院した。抗生剤の投与で治り、そのままにしていたら、2年ほど経ってまた感染して、痛みに苦しんだ。これにこりて、それ以来2か月に1度通って、尿の検査をし、「前立腺肥大」の薬をもらっている。 車の運転をやめてから、チャリでの通院は、買物を兼ねるのでありがたい。今日も、徳見の好きな「龍角散のど飴」3個と、朝食に不可欠な「四つ葉牛乳」3%オフ4個などを、オーケーで買う。もっとゆっくりいろいろ買物をしたかったのだが、今にも降りそうな空模様の上、予報では、午後から「ところにより」大雨というのだから、必要最低限でがまんして、急いで帰宅した。 しかし、結局、雨は降らなかったが、昨日までの暑さとは一転して、肌寒いほどの一日となって、寒さに弱い徳見は、窓を閉め切り、気分は冬模様であった。   突然の冬の到来思わせて アオマツムシも声をひそめる

8月28日(金)キジバト

  今日も、降りそうで降らない。富山・石川あたりでは、線状降水帯が発生して、大水害がおきているらしいし、こちらでも「いつどこで激しい雨になるか分からない」という予報なのだが……。さすがに、雨が降るのを待ってはいられない状況で、プランターに水やりをする。「水撒きをしたら、とたんに雨になったりして……」などと、期待半分の軽口を言うと、徳見も「撒き餌(まきえ)すれば、キジバトも来るからね……」と応じる。 いつから徳見家にキジバト(ヤマバト)が来るようになったのだろうか。私がデジカメで写真を撮り始めたのが、 2003. 5からで、その 12 月には、窓辺のキジバトが写っている。したがって、少なくとも 23 年以上のつきあいになるわけだ。徳見がここに引っ越したのが 1996 だから、実際にはもっと前からきていたはずである……が、こんなどうでもいいような過去のあれこれを調べて、秋の夜長を過ごすのも、生きているからこその楽しみなのだなぁと、あらためて思ったりして……! と同時に、こんなに長期にわたってキジバトを「観察」してきたのに、キジバトのことが何も分かっていないことに、あらためて……、おい、おまえ、大学で生物学を学んだんじゃなかったのか !? ――いや、やっぱり何も学ばなかったことが、こんなところでバレるんだなぁ……などと、あらためて確認せざるをえない! 長生きはしたくないものだ……。   エサくれと野生動物キジバトよ ねだるなこびるなプライドをもて

8月27日(木)プランター菜園

午前中晴れ間も出たが、午後は、今にも雨が降りそうな空模様で、夕方少し降ったが、外のプランター類のカラカラ状態は、さほど変わらない。今シーズンは、キュウリの種を買って、6株定植して、収穫は 103 本で終わり。ゴーヤは昨年採った種から7株定植して、まだ少し成ってはいるが、これまで採れたのは9本。ミニトマトも、昨年採った種から7~8株程度植えて、昨日の段階で 688 個で、まだまだ採れるが、それほど水やりは気にしなくていいので、ここ数日は雨まかせである。 私の「プランター菜園」は、これからシソの穂が出て、花が咲き、実がなるころに、「シソの穂」を収穫して、今シーズンは終了となる。さて、来年はどうなるだろうか。私の「余命の余生」があって、体力が続く限り、などと思ってはいるけれど……。 13:00 木曜のヘルパー来訪。徳見と料理。私はいつものように、部屋の隅でチターの練習をしながら、徳見に言われた「雑用」――例えば、「生ごみがたまったから、捨てて」とか、「(産直から来た)ネギを植えて」……などをしつつ、のんびりと過ごす。 ヘルパーが、「昆布茶もみ」したキュウリを、ギュッと絞ってポテサラに入れるので、思わず「あ~、こぶ茶のうまみがもったいない……」などと言って、徳見に「よけいなこと言わないで!」と怒られるので、料理には口を出さないようにしているのだが……。   来年は何が育つかこの土に 作物あれば生きてわれあり

8月26日(水)多摩プール(15)/スライダーその2

  今日が夏休みの最終日、「あしたから学校だぁ~」とため息まじりで、サキの息子フウヤ(小4)・ユキの息子シュウト(小5)が、それでもサキと共に、元気いっぱい、プールにつきあってくれる。 徳見は、8 . 3以来 23 日ぶりのプールである。夏休みとあって、親子連れなどで混んでいて、また、このところの暑さのせいか、「リラクゼーションプール」が、いつもと同じ3 7℃ なのに、けっこう熱く感じて、「他のプールもぬるいなぁ……」と、さえない様子である。 チビ二人は、 30 分ほど並んで、「大きなスライダー」を楽しんだあと、私に「また(小さな)スライダーに行こう。リベンジだ……」などと挑発?する。前回私がスライダーで「溺れかけた」ことを覚えているのだ (7 .22 ) 。 チビ二人に挑発されて引っ込んでいるわけにはいかない……というわけではないが、「あんな小さな子でも平気でやっているすべり台を、自分にできないはずがない!」と、もう一度やってみたいという気持ちがあったので、「じゃあ、3人でまたやろう!」ということになった。 さて、シュウトが何ということなくすべり下りて、私の番になった。そのとき、「やっぱり自信がないなぁ、やめたいなぁ……」という「弱きの虫」に取りつかれてしまった。メガホンをもった「監視員」というのか、「指導員」というのか、に、「やっぱりやめます」と言おうとした瞬間、メガホンが下ろされて、「どうぞ!」という声……。 私は声も出せず、足は勝手にスライダーに向かい……前回のように寝そべらないように、体を起こして、着地(着水!)のときは、足をふんばって……などと、冷静に「計算して」すべり下りた……はずだったが、結局、前回同様、水中にもぐってしまった。体は深い水中に沈み、思わず、1口、2口、水を飲みこんでしまう。どうやって出たらよいのか分からないまま、ジタバタしていると、「監視員」のお兄さんが助け出してくれた。たった膝ほどの深さの水中から! 「大丈夫ですか」という声に、即座に状況が把握できた私は、「またやっちゃったなぁ……」という苦い思いと、徳見やサキ、チビ二人もしっかり見ているのだから、ここで弱気は見せられないなぁ、という思いで、努めて平静をよそおって、「ええ、大丈夫ですよ」と答えたのだった……。 プールを出ると、食事の時間である。腹ペコのチビ...

8月25日(火)火曜のヘルパー/いわい整形

結局、「火曜のヘルパー」は見つからず、火曜日は「訪問看護師」による「入浴だけ」になるらしい。今日も「穴埋め専門要員」になってしまっている「サ責」のイイダが来て、「うちの事業所では新規の利用者は〈ヘルパーがいないので〉断ることになった」と、申しわけなさそうに言う。利用したくても断わられるという「介護保険制度」など、もはや制度として成り立たないのではないか、保険料だけはしっかりと取られていながら……! 16:00 「いわい整形」へ。今日も血圧はパスしたようで、針治療をしてもらう。   暑さなお 窓から入る 虫の声  【1年前の今日⑤ 2025. 8 .25 】・胃ガンの宣告 徳見とハナの「付き添い」で、胃カメラや MRI の検査結果をきく。前田 Dr. は、モニターに映し出された生々しい胃カメラのカラー画像を見ながら、「胃ガンですねぇ……」と淡々という。すでに予想もし、覚悟もしていたので、とくに驚くこともない。「 MRI の画像では、肝臓に転移している可能性がある。もし転移していなければ、ステージ2~3で手術になるが、転移していればステージ4で、化学療法しかない……」と言う。  ――というわけで 27 日、 MRI の日程を入れて終了。

8月24日(月)そよ風クリニック/くら寿司

  サキの車で月に1度の内科通院。サキの息子フウヤ(小4)が虫かごを持ってくる。徳見家に着くなり、道端の林に向かって、虫かごのフタを開けて、中のカマキリを放したらしい。「(カゴの中には)オスがいないから……」と、自然の摂理が分かっているようだ。そういえば、以前カマキリのエサを捕ったことをことを思い出す(7 .27 )。 私が見に行くと、「カマキリが戻ってきた!」と言う。もう一度放すと、近くの木にかかっているクモの巣にひっかかって、もがいている。カマキリがクモに負けるはずがないと思うが、フウヤが、「かわいそうだ!」というので、樹の枝を揺すると、今度は、私の肩にとまった。このカマキリ、虫かごが自分の巣だと思って、自然に帰りたくないのだろうかと、何となくおかしくなる。 フウヤのもう一つの目当ては「くら寿司」らしい。通院が終わると、一路、一番近い「みなも」のくら寿司へ。テーブルに着くと、フウヤは、たちどころに3~4皿重ねてしまう。 昨年の今ごろは、胃ガンの宣告をうけたころで、食欲もあまりなくて、多摩のくら寿司で食事したとき、せいぜい2皿ぐらいしか食えない私を見て、フウヤが、「シマダさん、もっと食べられるようになるといいね……」と気をつかってくれたことを思い出す。 しかし今日は、フウヤの食欲に刺激されて、6~7皿食べたようだ。徳見も同様で、「デザートはもう食べたくない」という。 このところ体重も増加気味で、内科で測定したら 63.4 キロあったから、ウチの体重計より、1~2キロ増えている。「余命1年が、もう1年増えるといいね……」とフウヤに言ってほしいような気がする……。   虫かごがふるさとならばカマキリよ 谷戸の自然はおどろおどろし

8月23日(日)時計とミョウガとアオマツムシ

  徳見の部屋の掛け時計が、そろそろ寿命らしい。使っていない時計があるので、電池を入れてみるが、こちらはすでに寿命がつきている。もしかして、中の機械部分(ムーブメントというらしい)を取り換えればいいのではないかと思いついた。そんなにうまくいくかどうか分からないが、ネットであれこれ調べて、昨夜、ムーブメントを楽天に注文した。 昼前、散歩がてらノッタリ・ノッタラと歩いて 12 ~3分、ファミマでムーブメントの代金 1009 円を振り込み、近くのスーパーにも寄るが、結局何も買わずに帰宅。 夕方、 20 分ほど、草刈り。ミョウガ 10 個収穫。これが今シーズンの最後の収穫になるだろう。7 .17 から採り始めて、累計 753 個になる。昨年は、ちょうど今ごろ、胃ガンの宣告があり、その前から貧血状態で体調不良のため、8 .19 時点で 558 個収穫して終わりになった。 夜になって、徳見が「キーキー虫」と名づけたアオマツムシが、うるさくなってきた。昨日あたりまでは、1~2匹が、リーリーと、かわいい声で鳴いていたのだが、すでに十 数 匹が鳴き出した感じである。これから秋の終わりまで、おそらく日本中の街の夜が、樹の上で鳴くキーキー虫の「騒音」に覆われることになるのだろう。「虫の音を愛でる」などという言葉は、そのうち死語になるかもしれない……!   虫の音も1匹2匹はかわいいが 百千匹は騒音迷惑

8月22日(土)散歩/食事・買物

  午後から大雨という予報だが、朝から上天気で、「散歩がてら、どこかで食事でも……」と、 11:00 過ぎ、徳見は電動車イス、私はママチャリで後になり先になりつつ 15 分足らずで一番近いジョリパスに着く。 徳見はウニに誘われて、ウニの乗っているパスタ 1490 円を、私は適当にピザ 1290 円を注文する。徳見は「ウニの味が全然しない……」と言いながらも、半分近く食べて、ピザも2切れ。私は、ウニの味どころか、パスタもピザもうまみがほとんど感じられない。以前何度か来たことがあって、その時はとくに不満は感じなかったのだから、やはり抗ガン剤のせいなのだろう……が、まぁとにかく完食して、ドリンクバーのコーヒーなどを数杯、のんびりと飲んで、二人で 3300 円は高いのか安いのか…… !? 帰りに、ハックとシャトレーゼで買物して、自宅近くの谷戸の細道で、「昔、よく電動車イスで、ここを散歩したねぇ……」と徳見がつぶやく。裁判や当局との交渉、「脳死・臓器移植」反対行動、様々な集会や学習会など、それこそ全国を飛び回っていたころ、道端に花壇を作ったり、小さいながら畑を貸してくれる人がいたり、また買物などで、この谷戸の周辺を電動車イスでよく通ったものだった。それが「息抜き」だったのかもしれない。徳見もそんなことを思い出したのだろか……。 「あのころは、まだ元気だったねぇ……」と返しながら、電動車イスのあとを、歩いてついていったことを思い出す。今では、自転車でなければ、ついていけない!   いつの日か闘い終わり日が暮れて 谷戸は静かに秋めいていく ( cf.  戦いすんで日が暮れて 佐藤愛子)

8月21日(金)料理と草刈り/いわい整形外科

  12:30  金曜のヘルパー来訪。ジャガイモがたくさんあるので、ポテトサラダを作るという。徳見、私に「少し手伝え……」というので、ジャガイモ7~8個とタマゴ5個を圧力鍋に入れ、鍋底に少し水を入れて、圧力をかけて「圧力蒸し」にする。それを見て、「そんなの見たことない!」と、二人ともびっくりしている。 フタの「錐り(おもり)」がまわり始めたら、すぐガスの火を止めて、しばらく置いて、フタが開くようになれば、ジャガイモもゆでタマゴもいい具合にできている。私の手伝いはここまでである。 ヘルパーが帰るころ、草刈りに出る。まだ刈り残している部分を、鎌でバサバサと切っていくのだが、草刈りは、たった 20 分ほどなのに、成果が歴然と目に見えるので、いかにも「やった!」という感じがして、気分がいい。ついでにミョウガ 34 個収穫。 16:00 「いわい整形」へ。血圧はパスしたらしく、針治療をしてもらい、置き針もしたという。針の後は、反応が出て、チター練習のできないこともよくあるが、今日はそんなこともなく、夕食後、いつものように 30 分ほどチターの練習をする。   麻痺の手で 25 年をチター弾く 思い出いつもチターと共に

8月20日(木)リンゴと玄米

  久しぶりに室温が 30 ℃をこえて、おそらく昨日の疲れもあって、副腎皮質ホルモンが低下しているような感じで、朝から何となくかったるい。ヒマをみて、朝寝・昼寝・夕寝を各 30 ~ 60 分ほどするが、そんな中、午前中玄米 10 キロ、 13:00 木曜のヘルパー、夕方リンゴ 10 キロと、相次いで来訪あり。 玄米は、千葉の三芳村の「完全無農薬米」で、送料を含めれは1万円近いが、胃ガンで食が細くなった私一人が食べるだけなので、一食にすれば微々たるものだ。それより、玄米のまま食べるので、無農薬がありがたい。 17 日に注文したリンゴは、青リンゴの「王林」らしい、思いのほかきれいなものが 40 個。1個当たり 95 円の計算だから、スーパーで買うよりずっと割安である。それより、今はスーパーでもなかなか手に入らないので、ありがたい。   草刈りは雑草の種できる前 秋は近いぞ種がこぼれる  

8月19日(水)チター教室

   チター教室の生徒は、私と徳見を含めて5人である(5 .20 )。定刻より 50 分ほど前に教室に入ると、いつもは来ているはずのフジイがいない。「調弦」したり、「指慣らし」したりしていると、いつも定刻ギリギリのネギシが登場して、「フジイさんは、熱が出て休み」という。そして、自分も体のあちこちが不調だという。 二人とも徳見と同じような歳のバアさんで、小学校の教師と、言語聴覚士という仕事をリタイアしたころからチターをはじめて、徳見同様 25 年ほどになる(と、これは私の推測だが、当たらずといえど遠からずだろう……!)。 わずか5人しかいないのに、1人欠けると、何となく寂しいものだ。そういえば、徳見が休むと私と2人が欠けることになるから、教室はもっと閑散としてしまうのだろうなぁと思いやられる。 帰りの電車で、私の隣に座った 80 がらみの「おばあさん」が、「それ何?」と聞く。「第三の男・チター」を知っている世代で、「チターって、そんな薄いのねぇ……」と感心している。「もう、教える人も弾く人も少なくなって……」などと、つい言わずもがなのグチを言ってしまう。   チター弾く 腕にとまる蚊 たたきかね

8月18日(火)火曜のヘルパー/いわい整形外科

  火曜のヘルパーがまだ見つからず、「穴埋め」専門のように、「サ責」のイイダ、 14:00 来訪。何やらの話の中で「ワタシ 49 歳・巳年」とケロッと言う。~~ん、もっと若く見えるけど……。それはともかく、私が徳見と出会ったのが 49 歳だった。そのとき徳見は 43 か 44 歳。 それから横浜市リハセンターでの事故と市からの解雇処分をめぐって、リハセンターや市との「交渉」、そして、 15 年におよぶ2つの裁判をやった。それが私の「第三の人生」なのだった……などと、何となく感慨にひたってしまった。 16:00 「いわい整形」へ。2週間ぶりなので、針治療をしてほしかったのだが、血圧が高くてできず。副院長のチカコ先生に相談する。徳見を見るなり、「水分が多くて、少しムクミがある」、そして、血圧は「(今まで出していた漢方薬に含まれている)甘草に血圧を上げる作用があるので、やめて様子をみましょう」と言って、「置き針」だけすることになった。 これまでのイワイ院長の診察では、徳見に合いそうな漢方薬を処方するだけだった。これからは、当分、チカコ副院長の診察にしてみようか、などと思う。「ムクミ」の問題を聞きそびれてしまったのだし……。   第三の人生にしてチター弾く  第三の男聴くに堪えるか

8月17日(月)リンゴ注文/余命宣告

  昨夜、「楽天」に、リンゴを注文。「青森県産 加工用りんご 品種おまかせ  9-10 kg 送料無料 3799 円」というのだが、どんなリンゴが来るのか、「開けてひっくり玉手箱」だ。 今日は晴れもようの天気なので、昼前、土曜の「眼科の処方箋」と、楽天リンゴの振り込みに、 ママチャリで 出る。昨日と同じコースで、ハック薬局で処方箋を出して、ガーデンズのファミマで楽天の振り込みをする。「せっかくここまで来たのだから……」と、スーパー・マルシェを眺めて、「マグロあら」を、「1パックにしようか、2パックにしようか」と迷いながら2パック 540 円、徳見の好きな「エビのから揚げ」 340 円を、これも「1パックか2パックか……」としばし迷いながら、1パック買う。帰りの自転車上で、「エビも2パックにすればよかったなぁ……」などと後悔するのは、優柔不断な私の、いつものことだ! ところで、「胃ガンで余命1年」と宣告されたのが、1年前の8月 25 日だった。その2週間後には、胃ガンによる出血のために、1週間ほど入院して輸血をうけたり、 50 年以上、毎日のように乗ってきた車の運転をやめたり……、生活が大きく変わった。そのあたりのことは、この「臨終雑記」に記録しておきたいと思っているのだが……。   確率のデータで医者は余命言う 胃ガンと共に余生は続く

8月16日(日)雨の買物

徳見は、今日は買物に行くと、昨日から決めていたらしい。買物といっても、必要なものはトイレットペーパーとボックスティッシュぐらいだから、近くのドラッグストア・ハックで、電動車イスで 10 分もかからない。 今朝は、朝から曇り空。ときどき弱い雨が降るあいにくの天気で、雨にぬれるのが大嫌いな徳見のことだから、今日は出かけないだろうと、私は「名前のない家事」や朝寝など、のんびりしていると、昼近くになって、「さ、これから行くよ!」と徳見。すでに準備は整っている! 雨こそ降っていないが、今にも降りそうな天気だが、1度決めたことはなかなか変えない徳見のことだから(7 .25 )、少しも驚かず、すぐに着替えて、徳見は電動車イス、私はママチャリで出発する。 出るとすぐ徳見「どこへ行くの?」というが、行き先は「あざみ野ガーデンズ」しかない。 15 分ほどで着いて、「ブールアンジュ」で、パンやケーキなど8点とコーヒーで昼食。どれも3~ 400 円程度の小さなものだが、総額で 3003 円。食べきれず、2点ほど持ち帰る。徳見は「まずい、おいしくない!」を連発するが、これは、いつものことで、想定内なので、適当に相槌をうっておく。 隣のスーパーで買物して出ると、雨が降り始める。霧雨に毛の生えた程度の弱い雨なので、そのまま帰路について、途中ハックで、トイレットペーパーは、「雨なので持つのが大変。まだ2パックあるから……」と、ボックスティッシュだけ買って帰宅。 結局、今日の買物は、雨にぬれて、まずい昼食をして、ティシュ1箱という、徳見にとっては最悪の結果となったわけである。私には、暑くもなく寒くもなく、ちょうどよい運動となった。   散歩道雨に降られて車イス 涼しい夏のツクツクボウシ

8月15日(土)北部病院眼科/干しリンゴ

  昨年 11 月から通っている眼科の通院だが(4 .25 )、今日で終わるかと思ったら、「今の目薬はよく合っていて、傷は良くなっているが、目の奥にむくみがあるのと角膜ににごりがあるので、薬を替えて、よくしたい」と、まだ通院は続く。しかし、眼科の通院は苦にならない(6 .27 )。 今日も、帰りに、都築郵便局で振り込みをして、港北東急のダイソーで「水苔」を買う……つもりだったが、品切れだった、残念! そしてセンター南駅構内の有隣堂で『週刊金曜日』を立ち読みし、最後に、あざみ野オーケーで「四つ葉牛乳」を買い……のんびりと帰宅した。 徳見の朝食には必需品の「干しリンゴ」用のリンゴだが、今は時期外れなので、スーパーで、青森県産の「シナノゴールド」の小粒・6個 880 円などというのを買っている。これは、干しリンゴにしてもあまりおいしくないという。やはり「フジ」がいいらしい。 そこで、今日、長野住んでいて、連れ合いが「小林果樹園」に勤めている、姪のナオコ(5 .22 )に電話する。ここのリンゴジュースがおいしくて、徳見はチターの後、「ごほうびに」1缶飲むのが楽しみなのだが、そんなジュースを作るような、たぶん「規格外」のリンゴが手に入らないか、相談してみた。ナオコ「ダンナに話してみる」という。 もちろん、これからリンゴのシーズンになれば、スーパーで、いくらでも手に入るから、「どうしても!」というわけではないが……。   コオロギが 鳴いてリンゴの 秋近し

8月14日(金)顕微鏡用ランプ

  予報では「どこでも雷雨になりうる……」だったが、曇ったり晴れたりで、結局雨は1滴も降らず、おかげで昨日むいたリンゴを、いくらか日に当てることができた。 カスピ海ヨーグルトを顕微鏡で見ようとして、ランプが切れていて(7 . 3)、 AC 100V ・7Wの LED 電球を買ったら、明るすぎて、発熱もけっこうある。このままでは使えそうにないので、電圧を少し下げればいいだろうと、昔買ったスライダック(電圧調整器)を探したが見つからず。スライダックのたぐいを買えばいいのだろうが、けっこう高そうだし、他に使い道もなさそうなので、これは保留とする。 以前買って、全く使っていない DC12V ・ 3.3Ah という小さな「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」があり、もはや「お亡くなりになった」と思っていたが、先日、念のため「バッテリー充電器」を使ってみたら、何と生き返った! そこで、 DC12V 用の LED ランプを購入。昨日届いて、今日、バッテリーにつないでみたが、こちらもけっこう明るくて、発熱もある。しかし、まぁ、がまんできる範囲かもしれない。 しかし、バッテリーは取り外しができなければならないし、顕微鏡に使用するためには、スイッチをつける必要もある。今日は、久しぶりで半田付けをしたりして、さて、これからどう配線しようかと、楽しみではあるが、肝心のヨーグルトのほうは、いつになることやら……。   草刈りは セミの声より 蚊の羽音       【1年前の今日④ 2025. 8 .14 】北部病院・胃カメラ 胃カメラは、 2012 年に横浜労災病院で検査したことがあり、その時は異常なしだった。今日検査が終わると、検査技師?は、「胃に腫瘍ができているので、生検にまわす」と言う。組織の一部をとって、悪性(つまりガン)かどうか検査するわけだ。このところの体調不良も考えると、ガンかもしれないなぁ……と、何となく覚悟する。

8月13日(木)今日の料理

台風が過ぎても「大気の状態が不安定」で、今日は、一日中「降ったりやんだり」の天気である。とくに、 14:00 過ぎには、激しい雷雨があり、頭の真上で、耳をツン裂くような雷鳴と稲光が2度、たて続けにあり、「落雷か!」と身構えてしまう。雷雨は 20 分ほどでおさまったが、その後も、断続的に雨が続いている。 13:00 木曜のヘルパー来訪。徳見と2人で料理。おととい私が仕込んでおいた「鮭アラのかえしづけ」のキノコいため。エノキとマイタケの味と香りが鮭と合わず、夕食で食べた徳見「まずいなぁ……」とがっかりしている。これは酢を加えて「甘酢あんかけ」ふうにすれば、けっこういけるのではないかと思うのだが、何しろ徳見は「酸っぱいのはだめ、甘辛はきらい、トロミは嫌……」ときている。 もう一品の「キュウリとミョウガの和え物」も、ウェイパーを加えてしょうゆで和えるだけなので、酢を使わないために、いまいちパンチに欠けて、徳見はほとんど食べない。それでも「食材」があるので、徳見はコリもせず、同じような料理を作るのである。 ベランダのキュウリと、山のミョウガが、有り余っているのだが、結局、ほとんど人にやってしまうのは、こういう事情もあるのだが……。 ――外食で、徳見の口に合う料理を探すのは、至難のわざである。    カミナリにツクツクボウシ鳴きだして 夏も終わりか今日からお盆

8月12日(水)買物

  買物困民・徳見のために、サキが車を出してくれて、サキの子フウヤ(小4)と、ユキの子シュウト(小5)・アマネ(小1)の3人もつき合ってくれる。3人は、サキユキ姉妹の子で、家もすぐ近くなので、仲の良いきょうだい同然である。 スーパーを3軒ハシゴして、サイゼリヤで食事して、たまプラーザテラスのカルディで冷凍ブルーベリーを買って……、車中、子ども3人が、大きな声ではしゃぎまくると、必ずサキが(そして、ときどきは徳見も)、「うるさい!」「静かにしなさい!」「いいかげんにしなさい!」などと叱りつける。これは、サキに限らず、世間の親(とくに母親)に一般的なようで、徳見の娘・ハナの場合は、「静かにしなさい、1・2・3……」と、 10 数えても静かにならないと、「実力行使」が出るのである。 子どものほうも心得たもので、適当にあしらって楽しんでいる。これって、親子の「交流」の1形態なのだろう。もし、子どもが騒いでも、一切無視して知らん顔していたら、子どものほうも、飽きて、しらけてしまうかもしれない……。 ――かどうか分からないが、前回(8 . 3)、帰りがけに、徳見家に寄って、窓辺のキジバトを見ながら、冷凍ブルーベリーを食べたのが、楽しかったらしく、アマネが「また、ハトにエサをやりたい」という。 こうして、徳見家で1時間ほど、冷凍ブルーベリーをつまんだり、ベランダ菜園のキュウリを「収穫」したり、キジバトと「交流」したり、プレーンアイスに抹茶の粉末を振りかけて食べたり……、子どもらと共に、徳見も楽しく過ごしたようだった。   親からは勉強せよと泣かされて 次は自分が子を泣かす親

8月11日(火)台風15号接近

  今回の台風は、いつもの台風とは逆に、茨城県から、関西方面へ向かい、日本海に抜けるらしい。すでに、茨城に上陸して、茨城・宮城あたりは大荒れの天気らしいが、こちらは、午後から曇りだしたが、ほとんど雨は降らない。 13:00 過ぎ、「サ責」のイイダ来訪。とにかく「ヘルパー派遣業界」は、人手不足が深刻で、イイダも、本来のサ責の仕事どころか、ヘルパーの穴埋めで、徳見の前に数件(軒?)、徳見が終ってから「まだこれから2軒まわる」という。 本来は 12:30 からなのだが、できないことが分かっているので、徳見もそれには何も言えない。事業所を代えたところで、どこも似たり寄ったりで、もはや介護保険制度そのものが、実質的に崩壊状態といってもいいのだろう。 予報では、夕方から、神奈川県地方も大雨だが、雨の気配はあるものの、今( 22:00 ごろ)秋の虫が、時おりチリチリ鳴くだけで、まったく静かなものだ。「台風なんて、どこの話だ……!」思ってしまう。 ――などと書いて、外を見ると、シトシトと雨が降りはじめている。   セミの声 止んで虫の音 雨の音  

8月10日(月)北部病院点滴

  今日は、久保田 Dr. が休みをとるので、代診で女性 Dr. のはずだったが、結局いつもの久保田 Dr. の診察。ハナが、「先生、今日は休みのはずでは……?」と言うと、「どうせ明日、休日だし、それに今日は患者が多くて、彼女一人ではさばききれなくなっちゃうので……」とニコニコしている。 点滴が始まるとき、「何かあったら、すぐに直接私に電話して……」と、ドクターの携帯番号を教えてくれて、「 100 人もいると、すぐに思いだせないこともあるから……」というので、2~3度電話したとき、いつも「 84 歳のシマダで……」と「接頭語」をつけたが、それにしても、 100 人もいる患者の一人一人に、自分の携帯を教えて、いつでも対応するのか、と感心すると共に、大変だろうなぁと思ったものだ。 まだ4~ 50 代に見える若いドクターだからこそできるのだろうか……、もちろん今の医療は「チーム医療」だから、一人ですべてを診るわけではないが、チームを率いる久保田 Dr. の、仕事に対する熱意や、患者に対する対応などを見ていると、いつも感心させられる。 そのせいで患者が増えたのか? 前々回あたりから、急に「点滴室(化学療法室)」が混むようになって、今日も、 40 分ほどの点滴が始まるまでに、 60 分以上待たされた。私のほうは「イスベッド」の上で、本を読んだり、昼寝したり、ハナが作ってくれた大きなおにぎりを2個、ゆっくり食べたりして、のんびりと休息の時間ではあるが、看護士が忙しそうで、そのたびに「すみませんねぇ、お待たせして……」と謝まらなければならないのが気の毒である。   3週間ごとに点滴抗ガン剤 余命1年残りはわずか

8月9日(日)陶芸

徳見は、この陶芸クラブに 10 年も通っているが(5 .17 )、まったく上達しない。なにしろ、腕にマヒがあって、力が入らない。ちょっとやりすぎると、あとで指や腕がつってしまう。それでも作り続けているのは、気に入った器ができるとうれしいのだ。 おとといも、孫のチ・アが来たとき、自分の作った器の自慢をして、アオイが「これ、かわいいねぇ……」と言った皿を3枚、気前よくやってしまった。こうして、徳見の手元には、「気に入った作品」が残らないことになる。 今日も皿作り。時々私も手伝ったり、(指導者)カジヤの助けを借りたりしつつ、小皿を3枚、成型する。 なお、私は、皿ともフタともつかぬ円盤状のものを、タタラで成型して、お茶を濁す。そもそも私は、 音楽や図工・美術の時間 が嫌いで、いつも「かんばりましょう」とか、1や2をとっていたのだ。そもそも食器などは、食べ物を乗せればいいのだから、「椎の葉」だってかまわない……。 そんな人間に、チターや陶芸教室などは、「小判」や「真珠」のたぐいだが、徳見と出会わなければ、決して関わることもないはずの世界に身を置くことができて、音楽や美術の価値が分かる人たちとの交流も楽しんでいる。   食器棚萩焼伊賀焼信楽に マイセン混じってトクミ焼きあり

8月8日(土)ナノカ

  先日、電動車イスりのバッテリーが不調で(8 . 2)、翌日交換してもらったので、そのテストも兼ねて、午後、買物にでも……、と思っていたら、陽ざしが強くて、暑そうで、徳見は行きたくないという。それなら……と、私が電動車イスに乗って出ると、隣の家から、若い女性が出てきて、しっかりと目が合ってしまう。「あら、歩けないおじいさんが……、誰かしら?」という顔である。私のほうは、彼女の顔に覚えはないが、状況からして一瞬にして、「あっ、ナノカだ!」と分かったので、すぐに「ナノカちゃん?」と声をかける……。 ――すぐ隣に住んでいながら、ほとんど交流はない。両親が共働きで多忙ということもあったかもしれない。それでも、子ども3人が小さいうちは、時々、3人きょうだいの真ん中が女の子のナノカは、「トクミさ~ん」などと言いながら、兄・弟を引き連れて、遊びに来たこともあったが、小6のころを最後に、パッタリと来なくなってしまった。 久しぶりに会ったナノカは、大学2年生という。さすれば、わずか !? 8年程度だが、青虫がいきなり蝶になって目の前に現れたような衝撃で、何を言っていいか分からない。電動車イスを上から見下ろすナノカの目は、「あら、歩けなくなっちゃったの…… !? 」と言っている。 「これは、徳見さんの車イスで、テストでボクが乗っていて……」などと、言いわけめいたことを言うと、ナノカもやっと思い出したのかどうか、にっこり笑って、「徳見さん、元気ですか?」と、昔のナノカが戻ってくる……! これからバイトに行くらしく、電動車イス業者から、「決して登ってはいけない」と言われている坂道を登りながらの、わずか数分、あわただしく会話して、坂の上で、右と左に分かれたのだった。 近くのスーパーやコンビニ、シャトレーゼなどを一回りして2~ 30 分走る。当然ながら、歩数計は、買物で店内を歩いた程度しか示していない。「運動」という意味では、全くムダな時間を費やしてしまったわけである。それでも、 14:00 過ぎ帰宅すると、眠気を催す。2階の私の部屋の室温は 33 ℃。「クーラーをつけないと、またハナに叱られるなぁ……」と思いつつも、扇風機を「弱」のまま寝てしまう。暑さで目が覚めると、1時間半ほど経っていた……。 夕方、 日が陰ったころを見計らって、「運動」の足しにと、草刈りミョウガ...

8月7日(金)チア来訪

「ついこの間、二人で韓国へ行ってきたよ!」という。二人とは、徳見の孫娘、チハル・ 30 歳、アオイ 27 歳。二人とも「おとこっケ」はあるらしいが、今どきの若者同様、結婚という制度には見向きもせず、看護士と歯科衛生士という「専門職」をもって、自立している。 とはいえ、二人とも親の家から職場に通っているのだから、「自立」といっていいかどうか、微妙なところではあるが……。 そんな二人が、休みを合わせて、「ジィジ・バァバのところに」来てくれた。昨年の8月は、弟のハヤトも一緒だったが、この春大学を出て就職。アオイに言わせれば「男くさいっ…つうか、汗くさい……」というから、一生懸命働いているのだろう。 こんな、オトナになった3人の子どもと、連れ合いのマコトも含めて、4人の衣食住の世話をしている母親のハナの苦労は、推して知るべしだが、今日は、そういうな野暮な話など出る幕もなく、徳見が作った「すき焼き」や、私がベランダ菜園で作ったトマトやキュウリ……とくに、キュウリは丸かじりして、うまいうまいと絶賛の上、数本持って帰った。さらにスィーツ・フルーツ・ドリンクなどや、私が作ったユーチューブ作品「チアハ」を見て、昔の旅の思い出を語り合ったりして、それはそれは楽しいひとときを過ごしたのだった。   朝鮮がなぜ分かれてると孫が問う 知ったら孫よ韓国行けるか

8月6日(木)原爆記念日

  朝食が終わるころ、ちょうどNHK「朝ドラ」が終わり、画面は「広島原爆の日」の式典に変わる。「儀式」のきらいな私は、すぐにスイッチを切ってしまう。どうせ、首相らが空疎な言葉を並べるだけの式典にすぎないはずだ。 それよりも、朝は、いろいろと「名前のない家事」があるし、とくに今日は、コンニャクの仕込みや( 5.27 )、ホームベーカリー(パン焼き機)で食パン作りをセットをする予定もある。床下収納庫から「かえし」を取り出したら、すでに出してあったという、つまらないドジも含めて、あっという間に、お昼になってしまう。 「お昼のニュース」で、案の定、高市(首相)が、「……唯一の被爆国として……戦争に反対し……」などと、どのツラ下げて言うのかと、想定内で、ハラも立たない。 13:00  木曜のヘルパー来訪。徳見入浴中に、草刈りとミョウガ採りをする。うっそうと茂った雑草を刈り取り、ひと汗かいて 15 分、ミョウガ3個収穫。「ん~ン、ちょっと寂しい!」 少し休んで、今度は場所を代えて、ミョウガ採りに専念する。 20 分、 53 個収穫する。 しかし、ミョウガはほとんど花が開いている。スーパーではもちろんこんなミョウガは売っていない。黄色いミョウガの花も、まだ開く前なら食べてもいいが、開ききった花は、何となくうまそうではない(味に変わりはないと思うが……)。また、こうして、だらしなくひらいてしまったミョウガは、味はスーパーのものと変わらないけれど、中に泥や虫が入っていることがあるので、食べる前に、よく確かめる必要がある。 ――昨日チター教室に持って行ったのも、こんなミョウガだったが、皆さん、とても喜んでくれて、今日は、つい2回、汗をかいてしまった!   原爆忌  熱射の陰で  ミョウガ採る

8月5日(水)チター教室

  昨年9月、車の運転をやめてから、まもなく1年。タクシー・電車で新宿のチター教室まで通うのにもすっかり慣れて、「乗り換えのたびに、駅員を呼んで……」などということもなくなった。電車のどのあたりに乗れば、エレベーターの近くに下りられるのか、乗り換えのエレベーターはどこか、トイレはどこにあるのか、なども、もう迷うことはなくなった……。 ――が、しかし、車いすの徳見は、今日も「どれに乗るの? どこを曲がるの? ホームはどこ?……」などと、その都度、後ろで押している私にきく。そして時々「ワタシって、ホントに方向音痴だなぁ……」とつぶやく。 車だって同じだ。自分で運転すれば、いやでも道は覚えてしまうが、ただ漫然と助手席に乗っているだけでは、覚えはしない。 しかし、徳見は、自分がどこを通っているのか、常に意識して、「あっ、ここは通ったことがある……!」などと言うのだから、まだまだ、「ボケ」には縁遠いようだ! こうして、今日も、新宿・都庁前・住友ビル地下の「ディシャーズ」で、一人分のドリンクバーとハンバーグ定食を、二人で飲んで食べて、すっかり顔見知りになった店員さんも、見て見ぬふりをしてくれて !?   10 階の教室に 30 分ほど前に到着した。   地下鉄の迷路を抜けて都庁前 チター教室ホームレス見て

8月4日(火)新しいヘルパー顛末

  ここ2~3日、涼しい日が続いている。涼しいといっても、最高気温は 30 ℃をこえている。それでも徳見は一度もクーラーをつけなかった。 午後、新しい火曜のヘルパーが来るはずだったのだが、「サ責」のイイダが来て、「新しいヘルパーは、辞めることになった」ので、当分、自分が(徳見のヘルパーに)入ると言う。もちろん詳しいことは言わないけれど、「デイサービスに 10 年勤めていて」、たぶん、いきなり徳見という「難しい人」の担当になって、ビビッてしまったのだろう(と、これは私の勝手な憶測ではあるが……)。 いつもはバイクで来るのに、今日は車なので、聞いてみると、「バイクのキーをつけっ放しで、バッテリーが上がっちゃって……」という。「会社のバイクなので、叱られちゃう……」としょげているので、バッテリー充電器を貸してやる。「え~っ、バッテリーなんて、どこにあるの !?  ググろう」と、さっそくスマホを出してググると(知らない人のために念のため。ググるとは、インターネットで検索すること)、「あ~、なるほど……。やってみる!」と、勇んで充電器を持って帰って行く。ついでに、採りそこなって巨大になってしまったキュウリ――だけでは申しわけないので、「普通の」キュウリも1本つけて、持っていっていただく。   ヘルパーはトクミ相手の仕事だが デイサービスはただの老人

8月3日(月)多摩プール(14)/ユキサキと子ども

  今日は、サキの息子・フウヤ(小4)とユキの娘・アマネ(小1)が同伴である。 徳見が今のアパートに引越したのは 1996. 5 .22 、その翌月の6 .23 に、隣に引っ越してきたのが、サキ・ユキの家族で、サキ 10 歳、ユキ6歳だった。以後、二人は、自分の家のように徳見家に出入りして育った。 ――それから 30 年、今やサキ・ユキは、いずれも二人の子をもって、その子どもたちが一緒にプールへ行くようになった。アマネ6歳は、ユキが初めて私の前に現れた歳と同じで、「 30 年、ひと世代経ったのだなぁ……」と、感慨もひとしおである。 夏休みとあって、プールは子どもたちで大にぎわいだ。「ちょっと混んでるなぁ……」などと眉をひそめるのは、ふだん、すいているプールを使い慣れているジィさん・バァさんだけで、子どもらは、そんなことにはおかまいなしに、元気に楽しんでいる。 プールを出れば、サキと子ども二人は、おなかペコペコである。アマネが「はま寿司の生ハムを食べたい」という。もちろん全員異存はない。 「あまり食欲がないなぁ……」などと言いながらも、徳見と私の年寄り二人も、子どもらの勢いに押されて? 何やかやいつもよりたくさん食べたような気がする。最後に、デザートも、「もう食べられない」などと言いつつ、子どもらがおいしそうに食べているので、徳見もつい注文してしまう! じわじわと地球環境崩壊し 気づけば子らに未来はありや