10月26日(月)内科通院/一品香

  徳見の咳や痰が何か月も止まらない。漢方内科の女医さんは、「咳に効くのは……」と、漢方薬を処方する。前回の血液検査の結果では何の異状もないというので、私が「何かのアレルギーかもしれないから、その検査をしたらどうか」と「提案」すると、ドクターは「そうねぇ……」といって、さっそくアレルギー検査(血液検査)をすることになる。

 このドクターは、こちらから言わないと何もしてくれない――というか、対症療法しかしないので、私の場合もそうだったが(4.23)、気がついたときには、ガンが進行していて「手遅れ」ということもあるので、気をつけなければならない。その一方で、こちらから言ったことは、だいたい何でもやってくれるので、「いい先生」でもある。

 通院の後は、「外出ボラ」をやってくれているサキと、港北東急で買物や食事である。今日は、徳見が「中華街にある店だ」という「一品香」に入る。サキは「ハーフラーメンと半チャーハン」、徳見は「きのこあんかけ麺」、私は「担担麺」。徳見は「スープがうまい」と絶賛する。ラーメンや担担麺のスープも「うまいよ!」と言う。しかし、私にはどれも大してうまくもないが、まずくもない。

今日の話の中で、内科のドクターが、「味覚は?」ときくので、「やはり抗ガン剤のせいか、味覚が鈍感になって、うまさをあまり感じない……」と応えると、「おかわいそうに!」というような顔をするので、「でも、食べるのが生きがいではなく、生きがいは他にありますから……」と追加して話は終わった。――が、すぐに「ん? オレの生きがいって何だ!?」という思いが頭をかすめて過ぎて行った。

 

 動物が生きることとは食うことで 人には生きがい必要らしく

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