10月21日(水)チター教室
チター教室は、新宿住友ビルの10階だが、このビルは、通称「三角ビル」といって、1階には「三角広場」という広い空間があり、時々、様々なイベントが行なわれる。今日は、若い「女の子」が、広場周辺やビルの外にまで群れていて、ポスターをちらりと見ると、どうやら男の「歌手グループ」のイベントらしい。徳見「この分では、(いつも食事するレストランも)混んでるかも……」というが、「まだ11:30前だし、あんな店にまでは行かないだろう……」などと思いつつ、地下1階のディシャーズへ行くと、いつもがら空きの店内は、「女の子」たちで8割がた埋まっている。なるほどねぇ、お店にとっては、ありがたいイベントなのだ。しかし、どう見ても、「女の子」の好みに合いそうなメニューはなさそうだけど……などと、余計な心配をしてしまう。もっとも「女の子の好みのメニュー」がどんなものか、私にはよく分からないけれど……。
チター教室は、渡部先生と生徒5人である。先生のことを、徳見と私は、敬愛をこめて「オタカさん(名前が孝子なので)」と言い慣わしている。今日、しげしげとオタカさんの背中を見ると、大分丸くなっていて、「オバアサン」という感じである。帰りの「雑談」で、オタカさんに「内藤先生が亡くなって、もう2年ぐらいなるでしょうか、何歳でしたかねぇ……」と水を向けると、「そうねぇ、私が2つ下だから……」と言う。そうか、内藤先生と私は同じ歳で、オタカさんは私よりずっと若いと思っていたけど! チター協会の前途は、また少し暗くなってしまったような気がして、残念でならない。
レッスンが終わって教室を出ても、まだ「女の子」の群れは絶えていない。こんなにたくさん「音楽が好きな?女の子」がいるのだから、チターをやりたいという子が一人ぐらいいてもいいだろうにねぇ……などと徳見に言えば、バカにされるだけだろうから、黙って帰路に着くのだった。
宗教のようなグループ歌手ありて チター奏者は求道者(ぐどうしゃ)に似て
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