6月14日(日)ブドウの袋
徳見は96.5に、港北区篠原町から今の青葉区のアパートに引っ越した(その1か月前に孫のチハルが産まれた)。その2年後の98.12に、知人のエンジョウジというおばあさんが、住んでいた港北区樽町の古いアパートが壊されるというので、都筑区の勝田(かちだ)団地に引っ越した。
そのとき、引っ越しの手伝いをした私は、アパートの外階段にからみついていたブドウを、短く切って、引き抜いて、今のアパートに植えた。
そのブドウが、おととし(植えてから26年!)急に枝葉が勢いよく伸びて、ベランダのフェンスにからみついて、はじめて何房か数えるほどの実をつけた。今はやりの巨峰やらマスカットやらと違って、ブドウの「原種」のようなものだから、粒も小さくて大しておいしくないだろうと、そのままヒヨドリがつつくにまかせた。去年はさらに多くの房をつけたが、これもヒヨドリのエサとなった。
今年の春は、勢いよく伸びた枝の数本を2階のベランダにまで誘導した。毎年、徳見の部屋の「緑のカーテン」作りをしているのだが(5.14)、これでその必要がなくなればありがたい。
上のほうにも下のほうにも、多くの房がぶら下がっていて、「今年もヒヨドリが喜ぶだろうなぁ……」などと思っていたら、何人もが「もったいないから、袋をかぶせたら……」という。
――というわけで、近くの荏田に住んでいて、畑があるから仕方なくか、楽しくか分からないが、「農業」をやっているマツザワ(5.13)にラインすると、さっそく農協で袋を買ってきて、140万円で買ったという新車の軽乗用車で、今日届けてくれた。
100枚入り1170円で、「10枚もあればいいんでしょう、残りは私がトウモロコシに使うよ」と言っていたが、ブドウの現況をみると「こりゃあ、10枚では足りないなぁ……」と、半分ほど置いてゆく。「ガソリン代も含めて……」と1000円出すと、律儀に500円の釣りをよこす。
いい友だちを持ったものである!
ブドウの木28年待っていた 夏の日ざしがさえぎられるを
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